イタコの口寄せと地蔵で名を馳せる北の大霊場。
ちなみに日本三大霊場といわれているらしい。
深い山に囲まれた地にあるにもかかわらず、
草木がほとんど生えない硫黄質の岩肌は独特の風景を醸し出す。
さらに大量の石積みと風車が異様とも言える景観を作り出している。
建物自体は数えるほどしかないが、敷地はかなり広く、
宇曽利山湖の周囲にいろいろな仏像(ほとんどが地蔵菩薩)が点在している。
おそらく最大の建物、山門
敷地内をすべて回るとなると、1時間以上はかかる。
日差しを遮るものは一切ないため、夏場は熱中症に注意。
万が一倒れると、そのまま硫化水素の餌食になりかねない。
一方で豪雪地帯に位置するため、冬季は問答無用で閉山する。