熊本城

　1607年に隈本城を改築して造られた日本の城。

指揮を取ったのは肥後藩主の加藤清正。

その後も細川氏と大日本陸軍による改修が加えられている。

また、日本の三名城に数えられている。

熊本城の代名詞と言えばやはり石垣。

場内は見上げるほどに高い石垣が延々と続き、

武者返しと呼ばれるつくりが随所に見られる。

また、堀も大きく、戦乱下での非常食や井戸まで考えて設計されているらしく、

幕府の仮想敵であった薩摩に対する最前線の防衛基地であることがうかがえる。

後の西南戦争でその有能さが証明されているのがすごい。

明治の火災で焼失した本丸御殿も2008年に復元し、

きらびやかな大広間が見学できる。必見。

本丸には上記の御殿以外に天守閣や櫓が立ち並ぶ。

この櫓もそこいらの天守閣に匹敵する大きさがある。

見所や逸話に事欠かない名城と言われるにふさわしいお城。

（追記）

そんな名城も2016年の熊本地震にて甚大な被害を被る。

とある事情により地震の２ヶ月後に城を訪れたが、

天守や石垣がみるも無残なほどに壊れていた。

現在も復旧工事中であり見学の際には公式HPで確認を