大分県の佐賀関港と愛媛県の三崎港を結ぶフェリー航路(の運営会社)。
九州と四国を結ぶ3航路のうち最も短い航路であり、
所要時間は約70分。距離にして30キロ程度しかない。
どちらの港も都市部から離れているため、
徒歩での利用には少々難があると言わざるを得ない。
が、この航路の真価は自家用車において発揮される。
佐賀関港には国道197号が、三崎港にはメロディーラインが接続され
アクセスが良好なうえ、高速道路利用時(約600キロ)と比べ
大幅な時間短縮が可能である。
2016年時点では、本社のある佐賀関港に
小さな事務所があった程度で三崎港にいたっては更地であった。
しかし、2020年時点ではどちらにも立派なターミナルビルが建ち、
その人気ぶりを窺わせる。
船内に娯楽施設等は一切ないが、乗船時間が短いので気にならない。