聖徳太子の建てた熊凝精舎を起源とし、
その後、日本初の官立寺院となった歴史を持つお寺。
平城遷都に伴い大安寺として藤原京から移転したが、
巨大過ぎたため平安遷都にはついていけず。
以降は衰退の一途となった典型的な南都七大寺。
最盛期には70m級の七重の塔が2つ立っており
この大安寺所属であったというから驚き。
今では敷地内のボランティアガイドさんですら口を揃えて
「なぜここに来たの?」と聞くほど寂れている。
本堂
現在は近代に再建された建物(上記本堂など)と、
わずかな仏像が宝物殿に残っているのみである。
無料駐車場あり。