河口湖の湖畔に位置するきじ料理専門店。
きじ料理専門店を標榜するお店がいくつあるのかはわからないが
非常に珍しいことはたしからしい。
河口湖そばではあるが、入り組んだ小道沿いにあるため非常に分かりづらい。
古風な作りの店構えがいかにもといったお店。
自動ドアですらない扉を開けて中に入るとかなりの広さ。
お座敷に座りきじ肉の溶岩焼ときじ鍋という王道コースを注文。
溶岩焼の登場。見た目・香りともに鶏肉にそっくり。
唯一の違いは脂。とにかくどんどん溢れてくる。
見た目は完全な赤身なのにどこにこんな脂が。
溶岩プレートはあっという間にきじ脂まみれ。
そして跳ねる跳ねる。お子様がいる場合は注意。
しかし、この脂のおかげで鶏肉にはない重厚な味わいが楽しめる。
こちらは、鍋についてきたきじ肉の刺身。
鶏さしとの違いはやっぱり脂。
鶏のパサパサ感は一切なく、もにゅっとした歯ごたえ、うますぎる。
鍋はみそ仕立てのだし汁に平太麺入りのほうとうじたて。
煮込んであるため、きじ肉特有の脂は亡くなっているが、
ほうとうとしも非常にうまい。
若干の苦みはキジのガラのせいだそう。
ちなみに、精算時に団体客が来るという理由で入店を断られた客がいた。
どうやら団体客を受け入れているようなので、来店時には要確認。